難易度で試験をランク分け!あなたの狙う公務員の難易度は?

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難易度別の主な資格

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 難易度毎に資格試験を一覧にし、ワンポイントアドバイスもつけてみました。
仕事の種類が多い公務員、どれを目指せばいいのか分からないという方も、
これを見ればきっと志望先が決まるはず!

難易度★★★★★

【国家公務員試験総合職】
難しい試験として代表的な国家公務員試験。
外交官や裁判所に次いで難易度の高い試験です。
応募条件は21~30歳。倍率も20倍前後で人気な職業です。
非常に出題範囲が広く、独学での合格は至難と言われています。

【家庭裁判所調査官】
最近試験の難度が上がっているようで、東大や早稲田慶應卒でも合格が難しいと言われています。
扱うのが家庭裁判ということでデリケートな仕事内容になりますが、その分かなりの高待遇なため人気です。
募集資格として20代であることから、学校でしっかり対策する必要があります。

【国家公務員一種】
試験区分によっては倍率100倍という恐るべき競争率な試験です。
もちろん試験の難易度も高く、国家試験の中でも屈指の資格と言えます。
合格すればエリートの道が約束されている国家一種。

難易度★★★★☆

【市町村職員】
各市町村によって難易度は変わってきますが、基本的には難易度星4と思って間違いありません。
基本的には行政・福祉・土木・建築などの仕事内容であり、中には電気や化学、栄養士や看護師といった幅広い知識が必要となることもあります。
仕事内容もですが役所の立地や評判、もちろん試験内容も異なってくるので、自身の勤務先についてはよく調べておく必要があります。

【財務専門官】
一時期は倍率20倍を超えた高難度試験でしたが、最近では少し難易度が下がったようです。
とはいえ金銭面に関わる仕事は往々にして求められるものが高く、倍率も10前後を推移しているためしっかりとした対策が必要です。
試験の歴史が浅いことから情報も少なく、独学での合格は難しいと言われています。

【国家公務員試験一般職】
公務員を目指す人が増えていることと、国家公務員自体の募集に増加がみられないため、試験の難易度は変わりませんが倍率が上がるため星4としています。
応募対象は21歳から20代でいる間です。以前は28歳まででしたが、制限が緩和されたようです。
試験範囲はやはり膨大ですが、面接試験の対策も必要です。
しかし民間企業と比べるとやはり待遇は変わってきますので、学校に通うなり自身で猛勉強するなりの価値はあると言えます。

【国税専門官】
以下に記載のある地方上級より難易度が低いものの、ランクが落ちるわけではない難易度です。
というのも採用数が近年増加しているため、倍率が相対的に下がっていることが要因です。
国税専門官の魅力の一つとして、採用後の1年近い研修期間が挙げられます。
下手な一般企業に就職してはろくに研修もないこの昨今では、公務員らしい高待遇ですね。

【自衛官幹部候補生】
男性の方が募集が多い関係か、女性の倍率が100倍まで上がることもある仕事です。
倍率と難易度の兼ね合いから、このランクに並べました。
海上・航空自衛隊に関しては技術的な知識が必要なこともあり、決して簡単な試験ではありません。
他の事務的な公務員と異なりやはり体力にも判定がつくことから、日常的な運動も合格に関わってくるでしょう。

【教員採用試験】
教員試験は地方によって、また担当する学校(小・中・高)によっても難易度が変わってきますが、基本的には星4かと思います。
難易度としては高校が人気で内容も難しく、中小と簡単になるイメージです。
試験の結果さえよければ受かるというものでもなく、出身地方や講師経験も合格に関わるようなので、もしチャレンジするならば在学中から対策をしておきましょう。

【防衛庁職員】
おおよそ50%強の正答率が平均、70%いけば文句なしに合格ラインとされている防衛庁の職員。
内容としては知識試験と知能試験の2つに分かれます。
行政に関する専門知識の問題が難関のようで、加えて論文試験もある曲者。
採用も上から成績順とのことなので、受験する年によって合格率は変わってくるようです。

【裁判所事務官】
1種を狙おうとすれば間違いなく星5を超えてもいいレベル。ただ2種に関してはしっかり対策することで十分現実的です。
併願も可能ですが、よほどの自信がない限りは2種専願で集中的に対策した方がいいでしょう。
倍率は20~25倍ですが、将来の展望もバッチリで試験内容も他に比べると比較的素直。
勤続で国家資格最高難度の司法書士資格も取れるので、ある意味狙い目の試験とも言えるでしょう。

【労働基準監督官】
最近ではブラック企業のみならずブラックバイトというようなワードも耳にする事が増えてきました。
労働基準監督官は、労働基準法に基づいて各企業の労働環境にメスを入れていく仕事となります。
なんと違反者には捜査や逮捕を行う権限も持っています。
そんな労働基準監督官はやはり労働法と行政法、また民法について深い知識が必要です。年単位の勉強が必要とされる難関です。

【地方上級】
星4ではありますが、その中でも上位に入る難易度です。
とは言うものの地方によって試験内容は異なり、年によっても変化があるため一概には言えません。
そのため採用情報に関する調査はしっかり行わなければならず、採用のない年もあるため、他の公務員との併願で勉強しておくことも視野に入れておく必要があります。
試験内容や難易度から、国家2種の試験と併せて学ぶ人が多いようです。

【外務省専門職員】
地方上級くらい、場合によってはそれ以上に難しい試験です。
外務省に努めるためには語学のみならず、その国の文化や歴史、また経済状況等の知識が必要となります。
加えてセンスや教養といった一概に測れない部分でも求められることがあり、そういう意味でも難しい試験です。
なお一般教養の試験では基準点に達しない限り他の成績が良くても不合格となります。厳しいですね。

難易度★★★☆☆

【消防官】
言わずと知れた消防士さん。倍率は非常に高いです。
星3にはしていますが、もちろん他業種の試験と比べれば十分に難しく独学では厳しいレベルです。
警察官の採用試験と併せて受ける人も多いようです。どちらも人を助ける正義感にあふれた仕事、そして安定した収入が見込める点でも同様ですね。

【法務教官】
法務教官の倍率は15~20倍と非常に競争率が高く、実質星4レベルに難関な試験となります。
法務教官は少年院などで主に少年の更生に携わる仕事。デリケートな対応が求められることも多く、試験でも試されることがあります。
試験自体の難易度から星3にはしましたが、成績順での採用となるため倍率からみるとやはり筆記試験は万全に準備しておくべきです。
ただでさえ面接には不確定要素が多いので、練習は欠かさず行っておきましょう。

【国家3種公務員試験】
校卒や短大卒の方が多く受ける試験。最近では採用が少なくなってきている影響で、例年の10倍前後から高くなる見込みが立っています。
試験の内容は他に比べれば簡単で、さらに筆記試験の結果が重視されるため受験に近い感覚で受けられるかもしれません。
しかし1次試験以降に進めるのは5人に1人。対策なしで通過するのはもちろん不可能です。

難易度★★☆☆☆

【警察官】
警察官になるための試験は、比較的簡単な部類として問題ありません。ですが昨今の公務員人気により元から人気だった警察官は狭き門となっています。
ただ独学で勉強しようとすると話は変わってきます。さらに試験の制度も警察官の種類により変わり、学歴や地方で試験が異なります。
試験の受け方、筆記試験対策、実地試験対策と特殊な体制となるため、何より事前調査も大事となってきます。

【刑務官】
公務員の中で比較すると簡単ながら、やはり10倍を超える競争率から難しくなっている公務員らしい試験です。
受刑者を相手取る立場上、難易度上位の仕事よりも精神面に求められることが多いです。特に刑の執行も刑務官の仕事とのこと。心身には常にストレスがかかるため、しっかりコントロールできる人材が求められます。
採用対象は17歳~29歳まで。身長や体重といった身体的な条件も厳しいため、そもそも受けられないと言ったことがないように注意です。

難易度★☆☆☆☆

【自衛官】
1年通じて募集を行っており、採用試験の難易度も高くありません。
どちらかといえば実際に体を動かす仕事のため、体力に自信がなければもし試験に合格しても継続が難しいかもしれません。そもそも体力測定に関しては難関です。
最近では災害時にも大活躍の自衛官。憲法改正の影響もありそうな仕事です。やりがいとしてはピカイチの責任感のある職種です。

【図書館司書】
講習の受講などで取得できるので難しいものではありません。
その名の通り図書館のスタッフとして貸出しや案内を行う仕事です。
ちなみに合格率はほぼ100%ですが、図書館司書で難しいのは就職です。
人気であることと退職が少ないことから、資格を取得しても4~5%しか就職口がないこともあるとか……。
先々のことを考えた場合は他の職業も視野に入れておいた方がいいかもしれません。

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