技術系公務員
技術公務員とは一般職や地方上級職の国家公務員に分類されます。
通称理系公務員とも呼ばれる専門的な職業で、建築・土木・機械・電子や情報・物理・化学・農学など様々な種類があります。
国土交通省における建築職とは環境対策やユニバーサルデザインなどの技術基準を定めたり、こういったものの基準を様々な地方へ広めるのが仕事です。
文部科学省では科学技術にかかわる様々な業務の中で一番現場と密接で、技術的な知識がたくさん必要になります。
国土交通省や地方整備局における土木職とは川や道路、公園や空港など私たちの生活になくてはならないものを整備・管理して街づくりを行っています。
国土交通省の機械職とは車検の手続きや自動車の安全や環境に対するアプローチを考えるのが仕事です。
警察庁における機械職では情報や通信システムの開発などを行います。自治体での機械職も設備の設計や工事を管理する仕事をします。
電子や情報職は国土交通省では交通システムの安全性の確認、車・電車・船などの技術基準を作ります。
経済産業省では専門知識を生かして国際的な交渉や法律の改正などを行います。総務省では情報通維新社会を作り上げるために制度を作ったり、開発をします。
物理職は気象庁では災害による被害を少なくするため、情報を駆使したりデータを作ったりします。警察庁では犯罪捜査を技術的な方法で捜査します。
農学職は農林水産省では私たちの大切な食についての安全確保、子供たちの食育のすすめ、農業を営む人々のサポートなどをします。
自治体ではその地域の農産物を今よりもっとたくさん販売するためにはどうすればいいのか考え、イベントなどを行ってアピールします。農業試験場で研究することで 農業の技術をサポートします。
採用試験は同じ日に一斉に行われるわけではないので併願が可能です。
地元で働きたいという強い気持ちがある人は、そこだけを目標に採用試験を受ける方がいいでしょう。