財務専門官という仕事についてご紹介します。

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財務専門官

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財務専門官の仕事内容について解説しています。
なり方やなった後の話、適性や現状から推測した将来性など、
色々な面から役立つ情報をまとめています。

財務専門官

財務専門官は比較的新しい職業で、2012年度から採用試験が始まったばかりです。
財務専門官もその中で仕事がいくつか分かれており、
銀行などの金融機関の業務や状況について検査をする金融証券検査官、
それ以外の金融以外の証券を取り扱う機関を調査するのが、証券検査官、
各証券取り引きの現場に財務局長から1人だけ設置され、監視をするための証券取引等監視官、
その名の通り国で保有している財産について監査を行うの国有財産監査官の大まかに4つに分けられます。
国の運営に大きく関与する財政、そして金融、経済、資産管理といったお金に関わる非常に多くの業務に携わることとなる、まさにプロフェッショナルと言える職業となります。

国民との直接的な関わりはそれほどありませんが、よく利用する機関の調査や監査、また企業に対して実情の開示を求めることも財務専門官の仕事であり、みんなの生活を良くするための仕事と言えます。
あまり観点や知識が在学中に経験することが難しく、自分が知らない分野だとしても果敢に挑戦しながら貪欲に学ぼうと思える人に向いている仕事です。
比較的国税専門官と受験科目が被ることもあるため、国税専門官と財務専門官を同時に目指しつつ、適性を見ながらどちらか選ぶ人も結構いるようです。
仮に財政や金融といった業界に対する知識に自信が無くても、採用が決まってからの研修制度でガッチリ学ぶ時間が設けられることから、受験のハードルは比較的低めで人気な職種です。
ただし冒頭のように2012年度から始まったばかりの新しい試験のため、過去問や対策が十分な量ないことが少しネックなところ。試験自体もまだ変動があるようです。
国税専門官の問題集で勉強しても概ね問題ないようなので、国税専門官を目指しつつこちらも受験してみると無駄がないかもしれません。

実際に財務専門官になった人の話では、直接のかかわりは無くても国民の生活にかなり近いところでの仕事と言うことで、仕事自体も学べることも興味深く面白いという意見があります。
学べる範囲が広いこともその要因の一端で、中には金融庁の広報業務に携わることで広告業界の知識が深まるといったこともあるようです。
専門知識が必要ながらもし自分の興味のある業界があるならばその一端に関われるというのは、公務員の中でも珍しく面白いという意見もうなずけますね。

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